【校長ブログ】第1回 大学受験は待ってくれない
※この記事は2020年3月30日、noteにて掲載したものを再編集しています。
こんにちは。あおい予備校 塾長の武田です。
本ブログでは、大学受験生と保護者のみなさまに役立つ情報をお届けしていきます。
「大学受験は待ってくれない」
新型コロナウィルスによる肺炎流行の影響で、期末テストがなくなった学校も多く、生徒たちの中には「長い春休み」を満喫しようとしている方もいるかもしれません。
けれども、新3年生とその保護者のみなさまにとって、この1か月を無為に過ごしてしまうことは、受験勉強に出遅れることを意味します。
学校が休校になっても、大学受験は待ってくれません。
2021年 入試制度の大きな変更とは
2021年度入試改革では、目玉の英語外部試験及び共通テストの記述問題が延期となり、
一般選抜型(一般入試)は大幅な変更が加えられることがなくなった印象です。
しかしながら、2021年度入試改革では、総合選抜型(いわゆるAO入試)と学校選抜型(いわゆる推薦入試)の日程に大きな変更がなされます。
昨年まで8月出願・合格発表が可能だったAO入試が、1か月遅い9月、さらには合格発表も11月以降とされました。
推薦入試も11月以降に実施、合格発表も12月以降になります。
入試制度変更が及ぼす影響
では、これはいったい何を意味するのでしょうか?
従来AO・推薦入試の実施時期は大学によってまちまちで、
8月出願の大学で仮に不合格であっても、
9月~11月に実施される他大学を受験するという方法が通用しました。
ところが、今年からは時期が決められてしまったために、
出願時期が重なる大学が多くなることが予想され、志望理由書などの書類の準備が大変になるはずです。
さらに、推薦入試の合格発表が12月以降になったことで、
推薦入試で万が一不合格となった場合、一般入試の受験対策が間に合わない
という事態に陥ることになるでしょう・・・。
したがって、今年の受験生はAO・推薦入試のみならず、
一般入試も最初から視野に入れて準備をスタートさせなければなりません。
”AO推薦も一般も”の「全方位戦略」を
「AO推薦も一般も」見据えた全方位戦略が必要です。
AOアカデミーはこの全方位戦略を強みとする大学受験塾です。
受験生そして保護者のみなさまの不安をできるだけなくし、
しっかりとナビゲートしていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
この記事を書いた人:武田 菜穂子(あおい予備校校長)
早稲田大学大学院(政治学研究科)博士課程修了。上智大学大学院(現 グローバル・スタディーズ 国際関係論専攻)修了。上智では日本人初の国連難民高等弁務官 緒方貞子氏に師事。県立高校教諭、大手証券会社を経て有名塾・有名予備校講師を歴任。
予備校講師歴35年以上。日経新聞など各メディアへの出演も多数。これまでに指導してきた生徒はのべ20,000名以上※。生徒一人ひとりの個性を生かした進路指導に定評がある。
※一般・総合型選抜(旧AO)、各種推薦など