【校長ブログ 番外編】「予備校という名前に込めた思い」

「予備校という名前に込めた思い」

はじめまして。

「あおい予備校」学長の武田と申します。

この度AOアカデミー改め、「あおい予備校」としてリスタートすることになりました。

「予備校」という名前に今回こだわったのは、当校が何よりも「大学受験」に特化していること、そして大学受験を考えているすべての人々にメッセージを届けたいと考えたからです。

もともと「予備校」という名前は、高校を卒業してストレートに大学に進学するいわゆる現役生ではなく、浪人生をターゲットにした学校のイメージでした。

キャリアのスタートは浪人生の予備校

大学受験生の指導歴が30余年となる私のキャリアのスタートはまさに浪人生の予備校でした。

そこで出会ったたくさんの受験生、彼らの悩みや不安、そして合格した喜びを目の当たりにするうち、「予備校」は「学校」ではないけれども、生徒たちの成長を本人たちもそして教える講師たち自身も実感できる場所という意味では、「学校」よりも「学校らしい」のではないかと思うようになりました。

予備校は出席する・しないは本人の自由(学費負担者の保護者様には怒られそうですが)、

「わかる」「おもしろい」と感じる授業は前から席が埋まっていく。

高校や大学の授業にありがちな「眠くて退屈な」は存在しない、というかそもそもそんな授業をする講師はすぐクビになるという厳しい環境でした。

20代半ばでこの業界に足を踏み入れた私も、毎回毎回全力投球で授業に臨まなければなりませんでした。何をどうやって教えるのか、先輩講師の方々にも指導を請う日々でした。

予備校を経験して大学に入っていった教え子たちは、大学に入っても学ぶ姿勢をずっと持ち続け、

今では大学の教員になっていたり、企業や公的機関において第一線で活躍したりしています。

予備校=「学ぶ習慣」を身につけられる場所

予備校は「学ぶ習慣」を身につけられる場所です。

きっと彼らの今の活躍を支えているのは、分野が違っていても「学ぶ習慣」ではないかと思うのです。

そもそも学ぶことは楽しいはずです。

昨日までわからなかったことが「わかるようになる」、こういう楽しさは皆さんもどこかで体験してきたはずです。でもどこかで「勉強ぎらい」になり、勉強が「苦痛」になる。

でもこれは教える側の問題でもあります。

教える側が本当にその教科が好きで、情熱を持って教えることができる。その力量と熱量を持った本当のプロたちが集う場所、それが「予備校」という名前にこだわる理由です。

この記事を書いた人:武田 菜穂子(あおい予備校校長)

早稲田大学大学院(政治学研究科)博士課程修了。上智大学大学院(現 グローバル・スタディーズ 国際関係論専攻)修了。上智では日本人初の国連難民高等弁務官 緒方貞子氏に師事。県立高校教諭、大手証券会社を経て有名塾・有名予備校講師を歴任。

予備校講師歴35年以上。日経新聞など各メディアへの出演も多数。これまでに指導してきた生徒はのべ20,000名以上※。生徒一人ひとりの個性を生かした進路指導に定評がある。
※一般・総合型選抜(旧AO)、各種推薦など

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