総合型選抜(旧AO)入試で落ちる人の特徴

総合型選抜(旧AO入試)の受験を検討しているという方で、落ちる人の特徴に当てはまりそうな人は早めの対策を始めましょう。

総合型選抜(旧AO入試)とは、大学側は求める学生像(アドミッション・ポリシー)にマッチする人を選抜します。

文部科学省の定義では、「受験生の能力・適性や学習に対する意欲・目的意識等を総合的に判定する方法」とされており、大学で学びたい意欲や自己アピールが重要な選抜方法です。

具体的な審査の内容をみると、大学や学部によって多種多様ですが、多くが志望理由書などの書類選考を行い、面接や小論文に進むというものになります。

学力試験がないなら、勉強しなくていいからラッキー!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。

学校によってはセンター試験や学力試験が必須となっているところもありますし、高校時代の成績が条件を満たしていないと受験できない場合もあります。

とはいえ、学力のみで評価される一般選抜入試と違い、総合型選抜(旧AO入試)の場合は、「多元的に」「多面的に」「総合的に」評価されるため、学力に自信のない人にもチャンスが広がります。

しかし、逆をいえば、きちんと対策をしなければ、志望大学が求める学生像と合致せず、合格できません。今回のブログでは、総合型選抜(旧AO)入試で不合格になる人、落ちる人の特徴を5つに分けて紹介しますので、自分に合うかどうか考えてみてください。

【総合型選抜(旧AO入試)で落ちる人の特徴】

1.明確な目標や目的がない

2.志望大学・学部・学科でできること、その特色を理解していない

3.課外活動の実績や資格がない

4.面接対策をしていない

5.小論文の準備不足

1.明確な目標や目的がない

総合型選抜(旧AO入試)では、明確な目標や目的設定が大事な要素になってきます。

出願時の書類選考や面接で必ず聞かれるのが、志望理由。「なぜこの大学で学びたいのか」、「入学後にどのようなことをしていきたいのか」、「卒業後にはどのような道へ進みたいのか」、「将来の目標は何か」などを整理し、伝えられるようにならなければなりません。

では、皆さんは、なぜ大学に行くのでしょう?

現在、志望校がある人は、志望校を選んだ理由はなんでしょう?

ブランド力があるから?気になる職業の人の出身校だから?有名だから?

同じ学部がある違う大学ではなく、その大学が志望大学なのはなぜ?

さらに、皆さんの将来の目標は何でしょう?

お金を稼ぐこと?有名になること?有名な企業に就職すること?

医者になること?警察官になること?アナウンサーになること?学校の先生になること?

夢がある人は、職業や目的の先にどのようなことがしたいか、はあるでしょうか。

例えば、医者になりたいと一口に言っても、

・病気の人を治したい

・予防医学を広めたい

・感染症の研究をして新薬を発見したい

・発展途上国へ行って子どもたちを救いたい

など、さまざまかと思います。

もしかすると、その先の目標によっては違う道(職業)もあるかもしれません。

あなたが本当にやりたいことは何かを見つけることは、総合型選抜(旧AO)入試で最も大事なことの一つです。

まだ、将来の目標が全然ない…本当にこれは自分のやりたいことなのか…と迷っている方も多いと思います。そんな方にもあおい予備校をおすすめしたい理由があります。

あおい予備校では、大学を選ぶことは「生き方を選ぶこと」と考えています。

超・進路指導では「あおいメソッド」で、目標や目的の整理から丁寧に指導し、さらに「将来の目標」や「学びたいこと」を軸に、どんな大学があるのか、どんな大学が適しているのかを、様々なデータや資料をもとに提案していきます。

「就職に有利」、「つぶしがきく」などといった基準や、偏差値や入試倍率などの難易度だけで大学を選ぶのはもったいないことです。

日本だけでいくつの大学があるかご存じですか?

なんと約790校です。皆さんの知らない大学や学部の方が多いのではないでしょうか。大学で学べることは本当に多種多様です。

今まで検討していなかった大学が志望校・受験校になることもあるかもしれません。一人ひとりに合った大学選びをお手伝いします。

2.志望大学・学部・学科でできること、その特色を理解していない

総合型選抜(旧AO入試)は、大学側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)にマッチする人を選抜する方法であるため、自分の将来の目標や目的を明確にできていても、大学の求める人材に合わなければ受かりません。

なぜこの大学でなければならないのか

この問いに答えられるでしょうか。

例えば、同じ「法学部」や「文学部」、「医学部」などでも大学が異なればできることは違います。さらには、同じ大学の同じ学部でも学科によって特色が違うこともあります。他と比較し、どういった特徴的なカリキュラムがあるのか、どんな魅力があるのか、しっかりと大学・学部・学科でできることやその特色を理解・分析していきましょう。

その上で志望理由に生かしていきます。もし、あなたがある大学の法学部に入りたいとしましょう。その理由を「法律のことが学べるから」とか「弁護士になりたい」などと膨らませることは、自身の一方的な思いの押し付けにしかならず、その大学に入る理由にはなりません。出願書類でも、面接・面談でも必須の志望理由は合格への重要なファクターです。

総合型選抜(旧AO入試)は、マッチング入試とも言われていますが、大学側に「こういう学生さんに来てほしい」、「こういう人材を育てていきたい」と思ってもらう必要があるのです。 自分の経験や能力が大学の学びにどう生かせるか、どう適しているかを伝えることも大切なポイントです。

3.課外活動の実績や資格がない

総合型選抜(旧AO入試)での受験を考えているけど、課外活動はこれといってしてきていないが大丈夫なのか、資格の取得も特にはしていないけど受験できるのか、と思う方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、受験はできても、正直なところかなり不利になるでしょう。

総合型選抜(旧AO入試)は、アドミッション・ポリシーにマッチしているかを書類や面接などで選考していくので、活動実績や資格がなくても受験できる大学はありますし、合格のチャンスもなくはありません。 しかし、活動実績や資格が必須の場合もありますし、必須ではなくとも自己アピールなどに経験を記載することで説得力が増し、合格の可能性はぐっと上がります。

〇活動実績

活動実績には、部活やサークルなどの課外活動、ボランティア活動、留学経験、文化祭や生徒会などの実行委員などが実績として書けます。

現在、これといった実績がなく、ライバルに差をつけるなら思い切って短期留学や長期ボランティアに参加するのも悪くありません。得られるものも多く、実績から自己アピールにつなげやすいです。

ただし、基本的には大学が求める人材像に沿うような実績とするべきなので、志望校が決まっているならば実績づくりはアドミッション・ポリシーに合わせた課外活動に参加しましょう。 例えば、芸術系の学部などでは課外活動実績を作品づくりやコンクールの出品などにして取り組むことが挙げられます。大学によってはこうした専門的な経験をしていないと書類審査で落ちてしまうということになりかねません。

〇資格

資格も必ずしも必要というわけではありませんが、能力が客観的評価してもらえる材料になります。

もし、資格が何もなく、何か取っておきたいなら、まず英検を取っておくことがおすすめです。

大学は学部に関係なく、英語の能力を評価します。

大学、学部、学科によっては英語の実力を示すことが条件になっている場合があり、英検を取っていれば受験校の幅が広がりますので、志望校が決まっていない人は特に英検を受験しておきましょう。

従来型の英検は年に3回(6月、10月、1月)に実施されますが、すべてが1日で終わるオンラインで受験できる英検S-CBTであれば毎週末土日に受験可能です。 ほかにも例えば、商学部なら簿記検定、外国語や国際関係の学部なら英語以外の語学検定など、学びに関連する資格を取得しておくことも良いでしょう。

4.面接対策をしていない

総合型選抜(旧AO入試)を実施する大学の多くが、第2次選考に面接試験を設けています。

面接の目的は、「この受験生は本気でこの大学で学びたいのか」、「大学に合っているのか」を見極めることにあります。志望理由書やこれまでの活動報告書など、第1次選考で提出したものをもとに面接がなされていきます。

面接で自分の思いをしっかりと伝えるためには対策が必要です。熱意があっても、試験官に伝わらなければ意味がありません。

面接では、知識や考えを入れて整理しておくことと、その答えを面接官にきちんと伝えることの両面からの対策が必要です。

▶知識や考えを入れて整理しておく

・志望理由書など第1次選考時に提出した書類についての再確認

・志望大学・学部・学科の情報を再確認

・課題などで必要な情報のリサーチ

などを確認し、想定質問なども考慮しながら準備しておきましょう。

その際に注意が必要なのが、丸暗記しないこと!質問の答えをくみ取り、自分のことばで伝えることが面接のコミュニケーションでは大事になります。

▶面接官にきちんと伝える

模擬面接などを通して、面接官に伝える練習を重ねておく必要があります。これは一夜漬けでどうにかなるものではないので、繰り返し練習してアドバイスをもらったり、カメラなどで模擬面接の様子を撮影したりして見直すなどの対策を行いましょう。

結論から先にいう、言いたいことを論理的に伝える、声の大きさなど、工夫していくことで制度が高まります。 その他、お辞儀や所作などのマナー、当日の服装など些細なことも確認しておきましょう(ここに時間を取られすぎると、大事な部分が疎かになりかねないので、最低限身に着けたら、他に時間を費やしましょう)。

5.小論文の準備不足

志望校が第2次選抜に小論文が課している場合は、小論文対策をしておきましょう。小論文は文章の美しさではなく、考える力や読み手を説得する力が求められます。そう聞くと難しく感じるかもしれませんが、逆で、小論文には基本的な型(テンプレート)に当てはめるコツがわかれば書けるようになります。

必要なのはセンスではなく、型(テンプレート)を使いこなせるか否かです。

型(テンプレート)を知らなければ、論理性のある説得力の高い文章は書けず、小学生の頃から慣れ親しんできた、作文のような文章になってしまいます。表現がうまく、読みやすい文章が書けても、小論文として成り立っていなければ合格は遠のいてしまいます。

小論文も面接と同じく、一朝一夕ですぐに身に付くものではありません。また、正解は一つではないので、自分一人での学びには限界があります。

また、書き方だけなら高校の先生からの指導でも十分かもしれませんが、小論文(面接や書類にも)には大学での学びに関するアカデミックな視点が必要な場合が多いです。

あおい予備校なら、講師陣は、大学講師の経験者や大学院修士・博士号取得者など、大学をよく知る立場の講師ばかりなので、総合型選抜(旧AO入試)で必要な、研究分野にまつわるアカデミックな視点を持った対策ができることも利点です。

あおい予備校では、総合型選抜(旧AO入試)対策コースを設けています。やりたいことを見つけるための超・進路指導、志望理由書の完成保証付き指導、面接と小論文の対策、など万全な体制です。

また、合格を確実にするため、一般選抜とのダブル対策も可能です。

「どんなことが必要なの?」、「何から始めたらいいの?」、「どういう指導をしてくれるの?」、「自分に合う受験方法とコースを知りたい」など、まずは、無料の受講相談やイベントからいかがでしょうか。

ご本人はもちろん、保護者の方からのご相談も受け付けています。

少しでも興味があれば、こちらへ

この記事を書いた人:あおい予備校 スタッフ

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